事件です!騒音編

不動産投資

賃貸マンションやアパートで代表的なトラブルとして騒音がありますね。

たかが騒音、されど騒音。近年では騒音を原因とする殺人事件なんかも起きたなんて話もあります。

今回も面白いので是非最後までお読みいただけると幸いです(自画自賛)。


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甘く見てはいけない騒音トラブル

壁の薄いアパートをあえて選ぶ人は少ないです。

賃貸の現場では「ここって壁の厚さどうですか?」って聞かれるのはもはや通過儀礼です。

で、営業マン本人にも正確な壁の厚さなど分かるはずがありません。自社施工の物件や、大手ハウスメーカーのパッケージ商品でもない限りは。

巷で有名な壁薄アパートとしては何と言っても〇オパレスですね。

レ〇パレスの物件には都市伝説が沢山あります。これ自体は結構面白いのですが、一部抜粋してみます。

別の記事からの引用です。

・爪切りの音が聞こえる
・すかしっ屁の音が聞こえる。というか匂いもする。
・納豆をかき混ぜる音も
・チャイムを鳴らされてドアを開けたら4軒隣の部屋だった
・再びチャイムが鳴り、今度こそはと出たら隣の部屋だった
・右の部屋の人が屁をこいた音が聞こえた。何故か左の部屋の人が壁をドンと叩いてきた。

ドラマ正直不動産だったら、そういった物件には山Pにブワーと風が吹いて、「ここの壁は薄いっすよ!前の入居者もそれが嫌で出ていきましたw」なんて言われてしまうかもしれません。

で、最大の問題なのがまず1つ。

騒音ってのは睡眠を阻害されたり、ビックリしたり、敵意を持っていると勘違いされたりと本当に厄介です。

これが元で退去するなんてことは珍しくもなんともありません。よくあります。

壁やスラブ(床と天井)が薄い物件というのは騒音トラブルと密接に関連していますが、家賃が安めの物件も同じで、いわゆる”モラルの低い入居者”が多くなってしまう傾向があります。

騒音トラブルに危険な要素はもう1つ、例えば学生マンションではトラブルが起きてもだいたいすぐに解決します。属性が同じだからです。

悪い例として、単身用マンションでも女学生、若い男性社会人、無職男性50代、女性年金70代など、混在している場合が厄介です。

何が言いたいかと言うと、低家賃の上に入居者属性がバラバラ、壁やスラブが薄い物件は、劇薬同士を混ぜ合わせるぐらい危険です。

ではどれぐらい危険なのでしょうか?

数多くの騒音トラブルからの事件発生

●大阪・高槻市 女子大生殺害 2021年4月

概要:大阪府大東市のマンション3回の1室で住人の女子大生が殺害された事件。犯人は同じ階の住人でメンテナンス会社の男性会社員(48)。夜や未明にこの男性の部屋から複数回、バンバンと壁をたたき抗議をするような音がした。被害者の女性の部屋にはしごを使って窓ガラスを割って侵入したとみられる。

●神奈川・平塚市 近所の男性刺殺 2021年5月

概要:神奈川県平塚市の住宅街で、戸建に住む48歳のトラック運転手の男が自宅から約50mの家に住む男性(70)を刺殺。容疑者の男は昼夜が逆転した生活であった。2020年に警察に対して「近所の高齢男性から嫌がらせの音を立てられている」と相談していた。

●沖縄・那覇市 同じアパートに住む別の男性の部屋の玄関前で放火 2021年5月

概要:アパートに住む無職の男(55)が、他人の住民の男性(64)の部屋の玄関前に置かれていた段ボールなどのごみに火をつけた事件。以前から2人の間には騒音トラブルがあったという。

●兵庫・加古川市 工場で3人切りつけ  2021年10月

概要:工場で3人を切りつけたのは近くに住む無職の男(49)。自宅近くの自動車修理工場で、男性客(50)の顔付近を包丁で切りつけて殺害しようとした疑い。この男は過去警察に「店がうるさい」と相談していた模様。

●神奈川・平塚市 日本初?の騒音トラブル殺人事件 1974年8月

団地の住人の男(46)が階下に住む一家の母娘3人を刺殺。元々音楽が好きだった犯人の男は、ある時隣人から「ステレオの音がうるさい」と言われて以来、自身が出す音にも非常に気を遣っていた。一家が引っ越してきてから毎日のようにピアノの音が流れたことで、男は一家に苦情を申し立てたものの、収まる気配がなかった。そのうちに男は「自分に嫌がらせをされている」と感じるようになり、殺意が芽生えた模様。

ちょっと調べただけでこんなに事例がありました。殺人事件のほか、放火、殺人未遂など盛りだくさんです。

騒音を放置して、下手をすると事故物件になりかねません。

実録 騒音トラブル

騒音のトラブルからの事件の事例は、そういったものをまとめたサイトがあるので興味があれば調べてみても良いかもしれません。

言いたいことは、騒音トラブルって事件になる可能性を秘めてるってことです。

さて世の中の不動産投資家の方の中には、数多くの騒音トラブルを体験してきた方もいらっしゃるかもしれませんね。

ここでモアぞうが管理会社として対応した騒音トラブルの一例を挙げてみます。

プライバシー保護の為、内容は一部修正しています。

その物件はワンルーム。

家賃は相場より安め、ちょっと暗い住宅街の一角であまり人気のある地域とは言えず、住んでいる方の年齢層は多種多様。

10代の学生から70代の年配の方まで。冒頭のヤバい条件がほとんど当てはまっています。

3階に住む生活保護で無職の男性。便宜上302号室とします。

下の階がうるさいってことで、昼夜問わず押しかけて文句を言っていました。便宜上202号室とします。

こういう場合って、どっちが悪いかなんてまだ誰にも分からない状態です。

出来るだけ双方の言い分を聞くことが重要です。

モアぞうはまずうるさいって言っている方の意見を聞くことにしました。

「下の階(202号室)の住人がいつも22時頃にドタバタうるさい」らしいです。

で、次に”騒音元”と思われる住人にも連絡。話を聞きます。

「22時は家に帰っていない時間帯の時もあります。気を付けているつもりなんですが‥‥」

双方の主張に隔たりはあるものの、この段階では張り紙と全戸ポスト投函で対応です。

マンションの構造上、下の階だと思っていても、実は思わぬ箇所からの騒音の場合もありますから、全戸に向けてお知らせします。

これでまあ半分収まればいい方です。常識的な人ばかりが入居している場合は話が早いのですが、そうもいかないのが集合住宅の悲しいところ。色んな人がいますからね。

案の定、騒音トラブル再発です。

何度かやり取りを続ける中で、明らかに202号室の住人が在宅していない時間帯について302号室の入居者が「うるさかった」と言ってきました。202号室の住人はこのあたりで恐怖感を感じてきます。しかも女性です。

その後、302号室の住人が202号室の玄関でインターホンを鳴らしてガンガン扉をたたいたようです。在宅していた202号室の入居者は怖くて仕方がありません。

ここでモアぞうは302号室の入居者に対して強く出ます。

「あんたは被害者のつもりだろうが立派な加害者やぞ」「今度やったら許さん」って感じで。

残念ながら?これだけでは302号室の住人を退去させることはできません。深夜に警察も頻繁に呼ばれていますが、事件化には至りませんでした。

その後、202号室の住人は怖くて物音を出すことができず、びくびくしながら過ごす日々に嫌気がさし、退去することに。止められませんでした。

この話には続きがあります。

202号室の住人が退去した後も302号室の”騒音クレーム”は続きます。

なんと次は隣の303号室がうるさいと言ってきました。

303号室はなんと荷物置き場として使用しているだけです。出入りは2週間に1度くらいで、しかも短時間。

「あんた幻聴ちゃうか」

そう言いたい気持ちは一旦抑えて、303号室の状況を丁寧に説明。頻繁に音を出すことはあり得ないと。

そう言うと「誰かが侵入して物音を出しているんちゃんか!?」と、こう来るんです。

話になりません。

そのうちに303号室のドアが何度も蹴られたような跡があるのが発見されました。

発見者は303号室の契約者ですが、2週間に1度の荷物を置きに来た際のことです。

それだけではありません。

腐った魚や生卵が玄関ポストに入れられていました。これは臭い。

たまたままだ肌寒い季節だったので幸いでしたが、夏であれば他の部屋にまで臭いが漂っていたかもしれません。

早速警察へ。303号室の住人とともに被害届を提出。

犯人は隣の人だと確信はしていましたが証拠はありません。

決定的な証拠を得るには張り込むしかないかと思われましたが、警察が良いアイテムを持っていました。

ドアスコープにカメラを内蔵してもらいました。

2週間くらいは追えるので、10日に一度くらい確認して、もし犯人が映っていれば証拠になります。

モアぞうは303号室の住人から鍵を預かり(住んでおらず荷物置場だった為)、上記の通り実行します。

尚、こういった犯罪への抑止力の意味合いをこめて写真を添付します。

かれこれ1ヶ月ちょっと様子を見ましたが、変化する様子はありません。

隣人の302号室の入居者は無職の為、ほとんど家にいます。

彼の外出を見計らって警察(格好は作業員風)に来てもらったのですが、もしかしたら出入りするところを見られていたかもしれません。

結果的にこれ以上の器物損壊や嫌がらせは起きなかったのですが、303号室の住人も気持ちが悪いということで退去することになりました。

302号室の一人勝ちです。面白くありませんが、借地借家法という強烈な法律と、確たる証拠を提示できなかったモアぞうの責任でもあります。

また、客付の段階でこういった人物を見抜くことは非常に困難です。

字が汚いとか、定職についていないとか、ポイントはあるのですがそれだけで審査落ちすることはありません。

また、聞いた話ですが、いわゆるサイコパスってやつは意外と字は綺麗みたいです。ますます分かりにくい、、

この物件はその後に相続の絡みで売りに出され、管理離れになった為現在の状況は不明です。

まとめ

騒音トラブルの事例は枚挙に暇がなく、プライバシーの問題もあり全てを出すことはできませんが、また別の機会に紹介したいと思います。

騒音トラブルは殺人事件を誘発するほど深刻な問題になり得ます。コワい。

今回はカッコ悪いところをあえて出しましたが、日本全国の賃貸住宅、それだけではなくベッドタウンなんかでも隣人とのトラブルは多いですよね。いずれも騒音だけに留まりませんが。

オーナーも入居者も管理会社に任せきりにするのは危険です。関係者全員を巻き込んで対策を練り、進捗状況を確認して次善策を練ればある程度は解決していきます。

ってことで、今回は深刻な騒音トラブルについて取り上げてみました。

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