水の都大阪に新たなランドマークの計画が続々!大阪三菱ビルディング建て替え等

不動産

水の都と言えば大阪ですが、そう言われる所以は戦国時代後期辺りから、水運を主とした街づくりが行われてきました。

「東洋のヴェニス」とはよく言ったものです。

 

 

菱垣新綿番船川口出帆之図

 

上記は有名な「菱垣新綿番船川口出帆之図」です。

江戸時代の淀屋橋付近がよく描かれています。

凄い数の舟と蔵ですね。さすが天下の台所!

 

 

こちらの古地図は天保七年(1836年)の大阪(当時は大坂)です。

右上辺りに「御城」とありますが、こちらが大阪城(当時は大坂城)です。

 

淀川水系の川と運河、水路がたくさんありますね。

八百八橋(はっぴゃくやばし)と言われるほど橋が多かった大阪ですが、この水路を見れば納得です。

 

 

現在の地名と照らし合わせるとこんな感じです。

多くの運河は埋め立てられたり、頭上を阪神高速道路が通ったりして、中之島やOBP、道頓堀辺りでその雰囲気を味わうことができるスポットが少なくなってしまいました。

 

 

心斎橋を東西に貫く長堀通は運河を埋め立てられたものです。

ここが運河だったら都市風景としても素敵だったのですが、モータリゼーションの波には抗えなかったと伺えます。

 

 

そんな大阪ですが、堂島、中之島、淀屋橋にかけての親水空間に再開発計画が目白押しです。

 

御堂筋に面し、中之島を臨む絶好の立地の大阪三菱ビルは建て替えの為に解体が進んでいました。

 

大阪三菱ビルディング建て替え

 

解体前の大阪三菱ビルディング

 

1969年(昭和44年)築、当時は大阪都心の一等地でキラリと光る高層ビルだったと思われます。

地上15階建、高さ67mだったとは言え、高さ100mを超える超高層ビルは全国でも片手で数えるほどしかなかった時代でした。

阪神高速から見えるその威容は現代でもインパクトがありました。

 

 

そんな大阪三菱ビルディングがこんなに近代的でカッコいいビルに建て替えられるようです。

地上32階建(地下2階建、塔屋1階)です。

気になる高さは、限度が147mとなっておりますので、それ以下になりそうです。

中層部は81m。3階~15階がオフィス、16階が御堂筋を一望できる「プレゼンテーションギャラリー」になり、17階~31階が548室のホテル(カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントのフラッグシップホテル)が出店します。

 

オフィス区画の基準階床面積は1760㎡(約532.36坪)で、規模が大きめのオフィスになります。

 

 

新ダイビル

 

隣接する新ダイビルは2015年に完成しています。

 

高さ148.5m、延べ床面積約76,000㎡の巨大なビルです。
大阪三菱ビルディングの建て替えにおいては、高さは同程度、延床面積が66,000㎡ですので、かなり近い規模になります。

 

前述の建て替え計画が進行中の大阪三菱ビルディングに近接する新ダイビル(高さ147m)

 

 

中之島フェスティバルシティ・中之島ダイビル・ダイビル本館

 

堂島の南側の中之島では一旦再開発が落ち着きました。

 

2009年に中之島ダイビル、2013年にダイビル本館と中之島フェスティバルタワー、2017年に中之島フェスティバルタワー・ウエストの4棟の超高層ビルが完成。

 

2000年以前は中之島西部に中之島センタービルやリーガロイヤルホテルなどの超高層ビルが数棟点在する状況でしたが一気に高層化が進みました。

 

2008年頃の中之島

 

2020年末頃の中之島

 

淀屋橋ツインタワー計画

 

中之島の南側、淀屋橋でも3棟の超高層ビルが出現します。

御堂筋西側の”住友村”に隣接する区域と、御堂筋東側の”日生村”に隣接する区域です。

 

東側は日土地と京阪がそれぞれビルを1棟ずつ所有しており、一体的な再開発は比較的容易に進んでいきます。
すでに解体を終えようとしています。
計画では高さ150m、延べ床面積73,600㎡の超高層オフィスビルになります。

 

西側は中小のビルが混在しており、一体的な開発となる為地権者との合意がすんなり進むかどうかが鍵です。
テナントの退去は進んでいるビルもありますが、解体は進んでおりません。
完成すれば高さ135m、延床面積131,800㎡の巨大な複合ビルに生まれ変わります。

 

また、土佐堀通に面した日本生命淀屋橋ビルもすでに解体を終え、再開発ビルの建設が始まっています。

高さ123m、地上25階建、延床面積51,500㎡の超高層オフィスビルです。

淀屋橋ではこの3棟の計画が確定しており、スカイラインが大きく変わりますね!

 

 

 

御堂筋西側の再開発区域(中小のビルが混在)

 

御堂筋西側の再開発ビルのイメージパース

 

御堂筋東側の再開発区域(手前のみずほ銀行のビルとその奥のオレンジのビル)

 

御堂筋東側再開発ビルイメージパース

 

淀屋橋で計画されているツインタワー(西側(右)高さ135m、東側(左)が高さ150m)

 

日本生命淀屋橋ビル建て替え

 

日本生命淀屋橋ビル(完成イメージパース)

 

大阪の超高層ビルは梅田~淀屋橋に集中していますが、今後ますます加速していきそうです。

 

心斎橋や難波でも超高層ビルの計画がありますが、数は数棟。

なにわ筋線の開業や万博の開催、IR構想など、明るい話題が多い大阪ですので、キタもミナミも、勿論その他地域も元気になってほしいですね!

 

天満橋より中之島を臨む

 

 

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