原油先物価格がマイナスに…!今後の世界経済低迷を暗示?

経済

昨日のNY原油先物がマイナス価格を付けたと報道されました。

マイナス価格になるというのは何を意味するのか…など見ていきましょう。

 

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原油先物価格とは、現在の価格ではなく将来の価格を予測した価格のことです。

5月物の期限が4月21日ということで、今後の原油消費が少なくなると見て駆け込み売りがあったのではないかと見られています。

 

それにしてもマイナス価格とはどういうことか?

 

現在原油が余り過ぎて、備蓄するスペースも限界に近くなっているようです。

つまり、「お願いですから原油を引き取ってください」という状態です。

 

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原油価格が下がった要因は?

 

コロナショックと同時期に発生した原油価格の下落は、以下のような要素が組み合わさって起きました。

OPECとロシアが原油の協調減産に合意
世界的に原油需要が低迷

 

ポイントは2番目の世界の景気減速予測が広まって、当然ながら原油需要も低迷する見込みで価格が下がっているというものです。

今年2020年初頭は1バレル50ドル前後だったことから、その急落ぶりには驚きです。

 

また、アメリカはシェールオイルという新たな資源を掘り起こして世界市場に売り込みをかけていました。

シェールオイルを掘る技術はまだまだ技術的なハードルが高く、損益分岐点となる原油価格は1バレル50ドル前後と言われています。

つまり、現在20~25ドルをうろうろしているような状況では、シェールオイル業者は廃業しかありません。

アメリカはすでに世界最大の産油国の一つとなっていて、シェールオイル産業は資源外交の大きな武器となっていただけに、この原油安は大打撃です。

 

原油安で世界はどう変わる?

 

1バレル10ドルを割った時代は1986年

当時のソ連は現在のロシアと同じく、原油の輸出が盛んでした。

原油に大きく依存していたソ連は、原油安によって大きな打撃を受けていましたので、徐々に崩壊に向けて進んでいき、ついに1991年崩壊しました。

 

ここで似たような状況に陥っているのはロシアです。

 

ロシアの経済は原油価格が1バレル40ドルであれば通常通り回りますが、それを下回れば財政が厳しくなり、景気にも悪い影響を与えます。

これが現在10ドル台ですから、ロシアの勢いは弱まると思われます。

 

但し、経済が困窮し人々が貧しくなれば、危険な思想に与する人が増加する傾向があります。

例えば、国内の治安が悪化したり、クリミア半島に侵攻した時のように対外的に攻撃的になる可能性があります。

日本では、北方領土問題がどうなるか注目されます。

 

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