電力と円安と物価と金利と

経済

アイキャッチ画像が何故グレタちゃん!?理由は下の方に。

関東や東北の方では電力需給がひっ迫していて停電の恐れありってことで大変そうですね。


いつもクリックありがとうございます( ;∀;)
不動産ランキング

東京圏の人口は4,000万人近く。

都市圏人口は世界の都市の中でもダントツです。それだけ多くの人が暮らしているのだから電気の使用量はハンパありません。

もちろん、住宅だけでなく、工場やオフィスビル、商業施設で使う電気も尋常ではなく、こちらも多くの電気を消費します。

おっとタイトルの意味は‥‥?それぞれ関連性があります(因果関係とは少し違うかも)。

そもそも何故電力が逼迫している?

3月になって暖かくなると思いきや、東北はともかく関東まで雪がうっすら積もるような寒さで電力需給がひっ迫。

加えて、何故か上の記事にはタイトルしか書いていませんが「発電所一部停止」が大きな原因でしょう。

発電所と言えばまず原発、そして火力発電所です。

ちなみに火力発電は、石炭、ガス、石油が主な燃料です。

発電って一言で言えば、タービンを回せればあとはなんでもいいんです。

大人気箱庭型シュミレーションゲームのシムシティでも、発電所は街を発展させていく上で必要不可欠(当たり前)で、原発は結構コスパがいいけど、たまにメルトダウンする困ったちゃんです(洒落にならない被害)。

火力発電は出力はそこそこ、でも大量の排気ガスを出すので環境がとっても悪くなります。

環境が悪くなる順番は石炭>>>石油>>>ガスです。

ただ、シムシティはアメリカの会社が開発しているので、日本の石炭火力発電はむしろクリーンだというのはあまり知られていない為か、これを反映していません。実際は石炭≒ガスくらいじゃないのかな(適当)。

さて、リアルに戻って‥‥原発は福島第一原発事故を受けて、国内全ての稼働を停止していましたが、九州電力管内の川内(せんだい)原発玄海原発や関西電力管内の大飯原発、高浜原発、美浜原発、四国電力の伊方原発の計10基が再稼働しています。

関東と東北と北海道と中部の原発は停止中です。

加えて火力発電の多くも停止しています。

SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)が騒がれる昨今(2018年くらいから)、二酸化炭素を大量に放出するとされる火力発電所は向かい風でした。

なるほど、そりゃ関東で電力不足も納得。

なんだ、原発とか火力発電を再稼働させれば解決じゃん(鼻をほじりながら)。

ところがすぐには難しい。車を動かすのとは訳が違う。

安全に再稼働させるには入念な点検が必要で、何週間あるいは何か月もかかる。

それに、国内には原発の稼働に反対する方も多い。

そして「二酸化炭素を出すな~」の大合唱の世界的な動き。あっ!だからグレタちゃん!

そんな訳で‥‥今の日本はとっても困った状態。

そもそも電気ってのは充電ができません。

充電池ってのはありますが、現在の技術では微量であれば蓄電できますが、大量の電気は無理。

なので安定的な電力供給ってのは不可欠で、毎日毎日発電し続ける必要があります。これが難しい。

よくベースロード電源とかいう単語が出てきますが、これです。安定的な電力供給。

ってことでそろそろ本題に入っていきます(やっとか)。

原発再稼働はさておき、火力発電において燃料となる石炭、石油、天然ガスですが、日本は99%以上輸入に頼っています。

石炭なんて日本では大量にありそうなもんなんですけど、もう出てきません。地中奥深くにはあるでしょうが、費用が高額になるので輸入の方が安いんです。

えっと今はエネルギー価格や原材料価格が高騰していますね。

そしてアメリカがインフレに苦しんでいるので、利上げを行ってドルが多く買われています。

ゼロ金利政策の日本円は買われず、円安が進行して、1ドル120円くらいになってきました。

去年は1ドル105円~110円くらいでしたか、安倍政権下で125円までいきましたが、それも近いですね。

まとめると、エネルギー価格と原材料価格が高騰し、さらにそれらを輸入に頼っている日本では円安が進行して調達価格が非常に高くなってしまうダブルパンチです。

必要な電気を賄おうと思えばエネルギーを沢山調達せねばならず、そのコストが多額。

電気代が上がるか、計画停電か、冬は凌げても夏が怖い。

電気がいらない業種なんて基本的に存在しませんから、電気代が上がったり節約しなければならないようになると価格に転嫁せざるを得なくなる!?

そうなるとコストプッシュインフレです。

もちろん、ある商品が高くなるなら代替の商品が売れることもあるでしょう。

ある程度はこれで価格は安定するのですが、ほぼ全ての商品、製品、サービスが値上げすると‥‥?

さて、みなさんお使いの携帯電話料金ですが、2021年4月から引き下げられました。菅政権の成果です。

2020年4月の料金と2021年4月の料金を比べると4割ほど下がっているようですね。

ここで、「4月」というのがポイントです。

来月に迫る2022年4月の携帯電話料金の比較は、前年である2021年4月(この時から値下げスタート)との比較になりますので、携帯電話料金の値下げ要因が無くなります。

つまり、物価は上がります。それもコンマ数%という高いレベルで。

前述の円安による輸入物価の高騰とエネルギー価格の高騰による各製品やサービスの値上げ要因と、携帯電話料金の値下げ要因が無くなることによる物価の上昇が確実視されています。

夏の電力需給状況には注目ですね。

夏は参院選もあるので、政治家どもが票に繋がる動きを取ってくるかもしれませんね。

↑この記事は今年の1月12日に書いたものなんですが、「金利は上がりそうもないっすよ」みたいなテイストでした。

不動産投資において金利の上昇は死活問題。もし上がるなんてことがあれば干上がってしまう投資家さんが溢れかえってしまいます。

ロシアによるウクライナ侵攻が2月24日だったので、かなり状況が変わりつつあります。

重ねて言いますが、政府と連携した日銀の金融緩和政策が続くか否かが焦点です。

もちろん、夏の参院選もそういう意味で重要です。

電力需給ひっ迫、ここから本当に停電でも起きれば、エネルギー政策も転換せざるを得ないでしょうね。

個別の商品や製品、サービスの価格が原材料費や人件費の高騰である程度転嫁されてくるでしょう。

全体の物価が上がるとは必ずしも言えませんが、新聞やテレビなどで「●●の価格が上がって大変だ!」みたいな報道が増えれば、時の政権が舵取りを誤って、金融緩和を縮小もしくは引き締めの動きが出すかもしれません。

そうなると円高に向きますが、金利も上がります。

長い間物価はなかなか上がらなかったので、金融緩和をやめる理由がなく低金利が続きましたが、ここからはそうはいきません。

しばらくの間、目を離せませぬ。


いつもクリックありがとうございます( ;∀;)
不動産ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました